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次世代自動車は駐車場業界をどう変えるのか?

次世代自動車は駐車場業界をどう変えるのか?

PHV(ブラグインハイブリット車)やEV(電気自動車)専用の充電設備が設置された駐車場をよく目にするようになりました。今は、HV(ハイブリット自動車)の市場規模が最も大きく、2025年頃までには環境対応車が中心になると言われています。駐車場事業にも関わる今後の車市場は、今後どのようになっていくのでしょうか。世界市場調査のデータをもとに、駐車場業界に関わる今後の動向を探っていきます。

次世代自動車が主流となる世の中は近い

現状では、HVの市場規模が最も大きく2025年頃までは環境対応車の中心になると予測されています。HVは2030年以降、緩やかな成長になると予想され、PHVやEVは2025年以降急激に伸びるとみられています。2030年頃には、HV、PHV、EVの市場が拮抗すると予想されます。

(株式会社富士経済 2017年版 HEV、EV関連市場徹底分析調査)

充電スタンドの数が増えている

充電インフラについては、2017年の時点では、基数では約28,000基、箇所数ではまだ2.1万箇所程度というのが現状でした。

しかし、現在、国内でも減少傾向にあるガソリンスタンドが約3万2000箇所であるのに対し、普通充電と急速充電のスタンドは、約3万2000箇所まで増えています。このことから、次世代自動車が安心して走れる環境は整っているように見受けられます。

駐車場業界も新たな時代に

HEV、EVの年々の推移と、充電インフラの推移は下記のようになっています。EV・PHVの累計台数増改に伴い、充電インフラ補助金制度の導入により、急速充電器数も年々右肩上がりになっています。

2009年9月 i-MiEV(三菱)発売
2010年12月 リーフ(日産)販売
2011年11月 プリウスPHV(トヨタ)発売
2013年1月 アウトランダーPHEV(三菱)発売
2014年10月 e-NV200(日産)発売
PHEV (三菱)
※参照元 株式会社富士経済 2017年版 HEV、EV関連市場徹底分析調査

(株式会社富士経済 2017年版 HEV、EV関連市場徹底分析調査)

このような動きが見られることから、今後もEV増加に向けて、各自動車メーカーもさまざまな取り組みを始めています。

こうした車市場の近年の変化に伴い、駐車場管理会社にもさまざまなニーズに対応する駐車場が出現しています。例えば、コインパーキング内のデットスペースに、EV充電器を置くサービスが生まれています。また、フラップのない駐車場の登場、さらにはインターネットによる予約制の駐車場シェアリングの普及などもあります。

駐車場業界を取り巻く環境においても、多種多様な顧客ニーズがあり、それに伴い今後もさまざまなサービスが増加していくでしょう。駐車場を経営されている方は、こうしたトレンドを押さえつつ、必要であれば新たな施策を取り入れることも検討してみてください。

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