ロック板がない新しい駐車場 ロックレスコインパーキングのメリットをチェック!
近年「ロックレスコインパーキング」が増えています。これはロックレスという名の通り、従来のロック板がない駐車場のこと。代わりに、カメラやセンサーで車のナンバーを認識して管理します。今回は、ロックレスコインパーキングのメリットについて解説します。
ロックレスコインパーキングはロック板特有のトラブルを防ぐ
ロックレスコインパーキングはロック板がないため、1台あたりのスペースを広く取ることができます。また、ロック板のような段差がないため、駐車が比較的容易になります。
入庫の時、ロック板を越える際に、アクセルを踏み込みすぎてぶつかってしまったり、端に乗り上げてしまい車体に傷がついてしまう。このようにロック板で生じるトラブルを未然に防ぐこともできます。
車高が低めの車の場合、ロック板で底面が傷つくリスクが生じます。ロックレスコインパーキングの場合、気にせず駐車できるので、こうした利用者の取りこぼしも減らすことができます。
メンテナンスが容易で凍結の心配もない
ロック板がないため、その分のメンテナンスの心配をする必要がありません。掃き掃除等も楽になり、余分な人件費を抑えることも可能です。
冬場、寒さが厳しい地域ではロック板が凍結し、利用できなくなるケースがありますが、その心配もありません。積雪も雪を取り除く作業を省くことが出来ますので管理も楽になります。
不正駐車を防止することができる
停電してしまうとロック板が動作しなくなるため、出庫ができなくなってしまう場合があります。しかし、ロックレスの場合そのような事態でも出庫可能です。
駐車時にロック板を踏まないようにする、不正駐車。これを防止する効果があります。万が一、支払いをせずに出ようとした場合、音声とランプで警告をします。それも無視して出庫した場合、入庫時に得た車のナンバーから調査することができます。
このように、コインパーキングは日々進化しており、導入や管理についてのハードルは下がりつつあります。これから駐車場経営を考えていらっしゃる方は、ロックレスコインパーキングを検討されてみてはいかがでしょうか。