月極駐車場を経営したり管理したりする上で、「無断駐車」は頭が痛い問題です。なぜ無断駐車が起こるのか、また、どう対処すればよいのでしょうか。

無断駐車が起こる理由

月極駐車場は、アパート・マンションなどの一角で行っている場所が数多くあります。この場合、月極駐車場のオーナー様は、不動産会社に管理を委託していることも少なくありません。

コインパーキングは、不特定多数の利用者が、駐車した時間の分だけ精算します。また、精算しないと勝手に出庫できません。

一方、月極駐車場は、出庫・入庫が簡単にできるケースが一般的。契約者からすれば出し入れにストレスがない反面、侵入して無断で駐車されてしまうリスクもあるのです。

無断駐車の対処は難しい

では、経営する月極駐車場で無断駐車が多発した場合オーナー様はどの様に対処すべきなのでしょうか。月極駐車場で無断駐車が多発した場合の、対処方法の一部をご紹介致します。

まず、無断駐車したナンバーから所有者を割り出します。所有者を割り出した場合、罰金などの連絡、書類などの郵送の対応を行います。

よく、所有者を割り出せない場合に「無断駐車禁止」「罰金」などのはり紙をするケースもあるかと思います。オーナー様が苦肉の末に行ったことかもしれませんが、無断駐車した側から「車の窓ガラスに張り紙がはってあり、車に傷がついた。どう責任を取ってくれるんだ」などと逆にクレームを受ける場合もあります。

この場合、オーナー様はクレーム対応に追われることとなり、時間をかけて難しい対応をすることになってしまいます。

駐車場運営を長年行っている企業は、無断駐車に対する経験があり、対応も確立されています。トラブルになる前に、駐車場管理会社に相談したり、管理を委託することも選択肢に入れてみてもよいでしょう。